【重要】自分を変える行動は5つの「まあいいや」をやめる

スキルアップ

あなたの部屋はいつの間にか散らかってしまっていませんか?

散乱するペットボトル、洗い終わってない茶碗、脱ぎっぱなしの靴下…

そしていつの間にか仕事がたまって苦しくなっていることはありませんか?

これはすべて「まあいいや」症候群なんです。

この症候群を治療すれば見えてくる世界が変わり、自分自身が大きく変わるきっかけになるはずです。

「まあいいや」症候群が出る時はどんな時?具体的な5つの症状とは

まあいいや症候群が出る時を考えることで改善するポイントを押さえていきましょう。

よく考えてください。

自分が「まあいいや」というときはどんな時でしょうか。

まあいいや症候群を詳しく見ていくと以下のような症状に分けることができます。

中途半端症状

ある程度のレベルまではできているかもしれないが、完璧ではなくまだまだ改善の余地がある

例1:レポート課題が出た。書いているレポートは合格するレベルであるが改善すればより良いものができる。しかし面倒なので「まあいいや」

例2:ピアノの発表会前。ある程度まで完成はしたが、少し詰まるところがある。人に聞かせられるレベルだから「まあいいや」

絶望症状

もはや手の付けようがないレベルで意気消沈しており、この先どうなってもいいと思っている

例1:新しいこと始めたが、全く上達せずついには手を付けなくなってしまった。久しぶりにそれを目にしたがやる気が起きないが「まあいいや」

例2:大学受験。第一志望の入学試験で難問が出て解答が全く思い浮かばない。他に合格している大学もなく今後どうなるかわからないが「まあいいや」

その場しのぎ症状

考えていることを実行しなくても、その瞬間は自分に悪いことが起きないと思っているとき

例1:自分の部屋が散らかってゴミが散乱している。今すぐ片付けなくても臭くないし、人も来ないから「まあいいや」

例2:上司に業務の途中報告を求められたが自身の業務の進行がかなり遅かった。少しくらい進んでいると嘘をついて報告してもばれないから「まあいいや」

後でやる症状

今それを実行しなくても後でやれば何とかなると思っているとき

例1:夏休み大量の宿題が出た。早く遊びに行きたい。夏休みは長いから宿題は今やらなくても「まあいいや」

例2:重要な資料が届いている。今すぐに見てくださいと書いてあったが後で読めば「まあいいや」

運任せ症状

リスクマネジメントできていない状態で実行し、あとは運任せにするとき

例1:株投資を行っている。上げ相場か下げ相場かわからない。リスクマネジメントはしていないが上げ相場と予想して運で株を買う「まあいいや」

例2:機械の調子が悪い。表面には自分で修理しようとしないでくださいと書いてある。治せるかわからないがとりあえず修理しようとしても「まあいいや」

「中途半端症状」、「絶望症状」、「その場しのぎ症状」、「後でやる症状」、「運任せ症状」

その他にも多くあるかもしれませんが、あなたの当てはまるまあいいやはどれでしょう。

ほとんどの人はこの中の一つには当てはまるのではないでしょうか。

「まあいいや」はなぜいけないのか

「まあいいや」症候群は連鎖するから

一つの物事に対して「まあいいや」と思っていると、次から次へと出てくるようになります

なぜか一つのことに「まあいいや」を付け加えるだけであれもこれもとどんどん増殖し、かなり重い病気になってしまいます。

自分の周囲の面倒だと思うことに対してすべてに「まあいいや」が付くようになり、抜け出せなくなってしまいます。

一つのことがクリアできてもまだ残っている状態だと新しく発生してきます。

まさにウイルスのごとく少しでも残っているといつの間にか増殖し、自分が侵されてしまうのです。

「まあいいや」はいつまでたっても「まあいいや」だから

「まあいいや」と思ったことはいつまでたってもまあいいやになりませんか?

特に後でやる症状はいつまでたっても実行できなくなります。

結局それをやり切ったとしてもかなり長い時間がたっていたり、期限が過ぎていたりと悲しい現実が待っています。

どうすれば症候群を改善し自分を変えられるのか

「まあいいや」ノートを作る

まずは自分自身を知ることが重要になってきます。

前に述べた5つの症状のうち、「まあいいや」と感じた瞬間にどの症状だったのかをメモするノートを作ります。スマホのメモ帳を用いてもいいでしょう。

自分の陥っている症状はどれが多いのかを分析し、自分が使いがちなタイミングを理解しましょう。

タイミングを知ることで次に同じ場面に出くわしたとき「あ!ここで出るぞ」と意識することができます

「まあいいや」を使わない、考えない習慣を作る

最も重要なことは「まあいいや」ということ自体を考えない頭を作ることが重要になってきます。

先ほど作ったノートで自分症状の出やすいタイミングを知ったら、実際に一日「まあいいや」を全く使わない日を作ってみましょう

目の前のタスクについて少し面倒だと感じたときには大体症候群が出てきます。

そんな時でもはじめは面倒だと感じるかもしれません。

しかし人間は3週間ほど継続すると習慣化できるという説もあります。

まずは試してください。

妥協をしないために他人に宣言する

これも効果的な方法だと思います。

自分一人で意識していてもなかなかできないものです。

SNSを使って周囲の人に宣言するなどもいい方法かもしれません。

そうすることで他の人が見ているという義務感に変わってくることで習慣化できる場合も多いでしょう。

具体的な目標を設定し掲げる

人間は目標を設定しそれに向かって進んでいくときに大きなエネルギーを発揮します。何も道しるべがない状態ではどこに向かっていけばいいかわかりません。

ただし目標の設定はあまりに過酷すぎるものからでは継続することが困難になります。

例えば「まあいいや」を今日一日だけだけつかわない日にする!などはじめは具体的で実行しやすいものを設定しましょう。

「まあいいや」をあえて使うべきとき

ここまでの話では「まあいいや」がウイルスだの悪いモノ扱いをしてきました。

「まあいいや」は悪いものであるということが常識になりがちで、別の側面を見落としがちになります。

常識学ではそういった見落としがちな側面にこそアイデアや、発想力があると考えています。

例えば今回「まあいいや」はいい側面もあるという考えに至ることもできます。

それは完璧主義に陥りがちな時です。

自分がこれをやり続けたとき精神的な苦痛がひどく倒れてしまうかもしれない。ここで妥協しないと決定しない。など完璧を求めるあまり前進できない時などには積極的に使用するべきだと思います。

体を壊してまで「まあいいや」を使わないのは本末転倒となってしまいます。

まとめ

さて最終的に大切なことはその事象について「まあいいや」は使うべきか使わないべきかということになります。

ただ難しいのはその使うべきか使わないべきかの線引きというのは自分自身で決めなければならないというところです。

その線引きには明確な線はなく、自分を変えたいと思っている事柄に関連するもののみに絞ってもいいでしょう。

人それぞれやり方は違うかもしれませんが、「まあいいや」から発される負のオーラを消すことで様々いいことが起きてくるはずです。

さてこの記事を読み終わったなら早速メモ帳を用意しましょう

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